百合。同性愛に嫌悪のある方はバックリターン。
おんなのこばかりのイラストをのそのそ更新。
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ここのところ平穏な日々が続いていた。
けれど私達5人は毎日修行に明け暮れている。
妖達がいつ現れても太刀打ち出来るように…。
束の間の平和なひと時を鍛錬ばかりに使うのは勿体無く、休憩時には皆、好き勝手やって黒子さん達を困らせている。
私はそれを傍観しながら、少しでも体を休める為に横になった。
(床だけど気にしない。丈瑠も居ないし、少し行儀悪くてもいいでしょ。)
暫くして皆も落ち着いた様子。
流ノ介は丈瑠の部屋に行くと言い、部屋を出た。
千明は「小腹が減ったー!何か作って。」なんて言いつつ黒子さんを引き摺りながら退室。
いっつも強引なんだから…。
残ったことはは横たわる私の左腕に両手を絡め、擦り寄ってきた。
私の肩の辺りにある顔を覗き込むと、穏やかに微笑むことはと目が合い、私もつられて頬を緩めた。
そうして1分も経たない内に寝入ってしまったことはが、無防備でとても可愛らしく思えた。
左腕に在る、このあたたかい体温が愛しく感じ…
早く戦いが終わりますように、と…改めて強く願った。
※mai様のみ、お持ち帰りOKです~!
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